今年で発売50周年を迎える日清食品の「カップヌードル」。アレンジを加えることで、いつもと違う味を楽しめるかもしれません。以前放送された『今ちゃんの「実は…」』(朝日放送)では、一流料理人たちが“カップヌードルのアレンジレシピ”を作っていました。

粉チーズで本格パスタに変身!?

最初に登場した洋食の達人・前芝平さんは、カップヌードルを“本格トマトソースパスタ”にアレンジ。まず鍋に水200cc、トマトジュース50cc、牛乳20cc、焼き鳥の缶詰(タレ味、1缶)を汁ごと入れて、沸騰させていきます。

 

沸騰したスープはカップヌードル1個の容器に直接注ぎ、蓋をして2分待ちましょう。時間が経ったら具(かやく&麺)とスープに分けて、旨味を凝縮するために再びスープを煮詰めてください。その後カップヌードルの具と絡めていきますが、ここで粉チーズ大さじ3も一緒に投入。粉チーズを混ぜ込むことでソースにとろみがつき、本格パスタ風に仕上がるそうです。

 

あとはスープが染みこんだ麺を器に盛りつけて、水菜適量をトッピングすればできあがり。同レシピを実食したダイアンの津田篤宏さんは、「噛めば噛むほど全然違う味が出てくる」と驚きを隠せない様子でした。

麺をペースト状にした和食レシピ!

カップヌードルは洋食だけでなく、和食料理の“はし巻き風”にアレンジすることも可能。最初にカップヌードル1個のかやくを取り出し、お湯を少し多めに注いで3分待ちます。次に麺とスープを半量ずつミキサーにかけて、ペースト状になるまで撹拌。さらに溶き卵3個も加えて再度混ぜ合わせたら、フライパンに薄く広げて約2分焼きましょう。この時、“残りの麺を巻きつけた割り箸”と“かやく”を生地の上にのせるのがポイント。

 

生地にプツプツと小さな泡が出てきたところで、今度は具材ごと箸に巻いていきます。最後はお皿に移し、上に大根おろし、刻みネギ、スープに浸した刻み海苔、ポン酢各適量をかければ完成。“かじって食べる”スタイルのレシピですが、はたして肝心のお味は…?

 

津田さんが実際に食べたところ、「うまっ~! 海苔(の味が)効いてる。卵もほんまにフワフワ」と絶賛していました。

味つけ不要の「カップヌードル炒飯」!

洋食や和食に変身したカップヌードルは、“中華料理”にも活用できる模様。日清食品グループが掲載している公式レシピによると、たったの5分で「カップヌードル炒飯」を作れるようです。

 

まずはカップヌードル1個の麺とかやくを袋に入れて砕いた後、容器に戻して水(麺が浸る程度)を注いでください。続いてフライパンに油少量をひき、溶き卵1個と白米茶碗1杯分を炒めていきます。あとは砕いた麺、具材、スープも加えて、水分が飛ぶまで炒めるだけ。

 

同レシピはカップヌードルの味つけを活かしているため、調味料を入れる必要がありません。香ばしい醤油の香りやペッパーのアクセントによって、想像以上においしい炒飯を味わえますよ。

 

普通に食べてもおいしいカップヌードルですが、たまにはアレンジを加えて料理の幅を広げてみては?

文/内田裕子
参照/『今ちゃんの「実は…」』公式サイト「和洋中3人の一流料理人による、カップヌードルを使った 極上アレンジ夜食!」https://www.asahi.co.jp/imachan/cupnoodle/
日清食品グループ公式サイト「カップヌードル炒飯」https://www.nissin.com/jp/products/recipes/343