料理研究家として、これまで数多くのアイデアレシピを生み出してきた“みきママ”こと藤原美樹さん。以前放送された『ジョブチューン ~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』(TBS系)では、藤原さんの自信作7品が登場しました。
100均商品の「むき甘栗」を活用!
同番組では7名の超一流料理人が藤原さんの作る料理をジャッジしていましたが、今回は満場一致で「合格」の札があがった“絶品レシピ”だけをピックアップしていきましょう。
まずは自宅でも作れるスイーツレシピ「むき甘栗のモンブラン」をチェック。100均商品の「むき甘栗」を活用することで、面倒な皮むきをせずに“なめらかなモンブランクリーム”ができあがるそうです。
作り方はボウルにむき甘栗1袋(120g)と水大さじ2を入れ、600Wの電子レンジで3分加熱。甘栗が柔らかくなったら、今度は砂糖大さじ2、牛乳大さじ4、バニラエッセンス3滴と一緒にフードプロセッサーでなめらかになるまで撹拌します。あとはコンビニで買える蒸しパン1個の上に、ホイップクリーム適量、モンブランクリーム適量、むき甘栗1個を盛りつければ完成。実食したバナナマンの設楽統さんは、「砂糖の甘さでごまかすんじゃなく、栗のちゃんとしたモンブランの味」とコメントしていました。
“牛こま肉”がステーキに変身!?
長崎県佐世保のご当地グルメ「レモンステーキ」も、審査員がこぞって絶賛したレシピ。本来は1人前1000円ほどかかってしまうところ、藤原さんの手にかかれば350円で作れますよ。
まずは火がついていないフライパンに牛こま肉150gをのせ、片栗粉大さじ1/2を揉みこんだら、ステーキの形に整えていきましょう。藤原さんは片栗粉の働きについて、「お肉を成形するのに役立つだけではなく、肉の旨味を閉じ込めておいしさをアップしてくれる」と説明。成形した肉を入れたままのフライパンにサラダ油をひき、片面2分ずつ、弱めの中火で焼けばOKです。
「レモンソース」の作り方は非常に簡単で、しょうゆ大さじ1、砂糖小さじ2、レモン果汁大さじ1/2を強火でサッと煮詰めるだけ。できあがった料理をバナナマンの日村勇紀さんが食べたところ、「めちゃめちゃ柔らかい! これはすごい!」と驚きを隠せない様子でした。
漬け込まない唐揚げレシピ!
藤原さんのお手軽レシピは、自身の公式YouTubeでも公開。昨年には“子どもでも作れる唐揚げレシピ”を紹介しており、実際に藤原さんの子どもたちが作り上げていました。
まずひと口大に切った鶏もも肉2枚にしょうゆ大さじ3、酒大さじ2、おろしにんにく・おろししょう各小さじ2をよく揉みこんだ後、片栗粉大さじ5~6をまぶしていきます。下味の調味料を少し濃くしているため、わざわざ漬け込む必要はありません。
鶏肉をフライパンに並べたらサラダ油大さじ2~3を回し入れ、強火で加熱。パチパチ音がしてきたところで、弱めの中火に切り替えて5分ほど待ちます。その後上下を返して再び5分焼きますが、途中で出てくる“脂”はキッチンペーパーで吸い取りながら揚げるのがポイント。藤原さんいわく、“脂がはねずカリカリに揚がる”とのことでした。
みきママさん考案の簡単料理をぜひ自宅で実践してみてはいかがでしょうか?
文/内田裕子
参照/みきママ公式YouTube「【こどもでも作れる!?】スーパー唐揚げ/みきママ」https://www.youtube.com/watch?v=qYXB0z1uqxE