大人から子どもまで幅広く愛されている「いちご」。ショートケーキに使ったり、ジャムとして食べるのが一般的ですよね。今年2月に放送された『ごごナマ』(NHK)では、いちごの新たな使い道を特集していました。

マフィン作りは下準備が肝心!

番組で料理を実演したのは料理研究家・ムラヨシマサユキさん。いちごの香りが芳醇な「いちごマフィン」レシピを紹介していました。まずは下準備として薄力粉100gとベーキングパウダー小さじ1をザルで振るいましょう。オーブンは180℃に予熱し、型にはマフィンカップを敷きます。

 

調理はいちご150gを4等分に切る工程からスタート。飾り用に18かけは取り置き、残りは1.5cm角にカットします。ボウルには食塩不使用のバター80gと砂糖60g、塩ひとつまみを投入。白っぽくなるまですり混ぜ、卵1個と混ぜ合わせます。混ぜ終わったら振るった薄力粉とベーキングパウダー、アーモンドパウダー10gを加えてゴムベラで粉っぽさが無くなるまで混ぜてください。

簡単プロセスで絶品マフィンが完成!

「いちごマフィン」が完成するまではあと一息。続いて牛乳大さじ1を加え、水けがなくなるまで混ぜます。生地が準備できたら型に生地を大さじ1ずつ入れ、角切りにしたいちごを6等分して投入。いちごの上からさらに生地を入れて、飾り用のいちごを3かけずつのせましょう。

 

続いて180℃に予熱したオーブンで20~22分間焼きます。竹串を生地に刺して、ナマの生地がついてこなければ焼きあがりです。焼き立ては生地が柔らかいので型ごと冷まし、熱が落ちついた後に型からマフィンを取り出すのがおすすめですよ。最後にぬるま湯で白のチョコペン1個を溶かし、線状のトッピングをマフィンに施せばできあがりです。

 

いちごをたっぷり使った贅沢なマフィンに、視聴者からは「作ってInstagramに投稿したい…」「ケーキ屋さんで売ってそうなくらい豪華!」といった声が続出しました。

フライパンで作るビスケット!?

いちごの活用方法を教えてくれたムラヨシさんは、他にもテレビで料理を披露したことが。以前放送された『きょうの料理』(NHK)では、「ウェルシュビスケット」レシピを紹介していました。作り方はまず薄力粉120gとベーキングパウダー小さじ1/2、グラニュー糖40gを手で混ぜ合わせます。冷えた食塩不使用のバター60gを加えたら指で潰しながら混ぜてください。

 

続いて卵黄1個分と牛乳小さじ1を加え、水分をなじませた後に手ですり混ぜます。全体がしっとりしたら生地を2枚重ねのラップで包み、冷蔵庫に入れて30分間おきましょう。打ち粉をまぶしたまな板に生地をのせて、5mm程度の厚みになるまで少しずつ伸ばしたら、内側に打ち粉をした型で抜きます。フライパンにサラダ油少々を入れて火にかけ、キッチンペーパーで油を馴染ませたら弱火に。フライパンが十分に温まったら、一番熱くなる中心部を避けて生地を並べます。弱火のまま裏と表を8分ずつ焼き、グラニュー糖適量をまぶせば完成です。

 

ムラヨシさんのレシピは簡単な上に材料がすぐ手に入るのが嬉しいところ。自宅でプロ顔負けのスイーツを作ってみてはいかがでしょうか?

文/牧野聡子
参照/ごごナマ公式ホームページ「いちごマフィン」https://www.nhk.or.jp/lifestyle/recipe/detail/603637.html
きょうの料理公式ホームページ「ウェルシュビスケット」https://www.kyounoryouri.jp/recipe/42159_%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%93%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88.html