「4週連続!春のスペシャル月間」と題してアニメ『ちびまる子ちゃん』は豪華ラインナップが放送中。スペシャル月間のラスト3月28日(日)の放送では、長年に渡りナレーションを務めてきたキートン山田さんが番組を卒業します。
スペシャル月間をプレイバック!
「4週連続!春のスペシャル月間」
3月は『4週連続!春のスペシャル月間』と題し、特別な企画満載で放送されたアニメ『ちびまる子ちゃん』。3月7日(日)放送の「藤木、笹山さんの写真が欲しい」には、人気声優の神谷浩史さんがカメラ好きのヒロシくん役で登場。まる子よりも少し年上の5年生・ヒロシくんは、時々登場する印象的な少年。およそ2年ぶりの登場に、ワクワクした方も多いのでは?
3月14日(日)は「ちびまるラジオにちよう七福神」と題して、伊集院光さんが登場し1時間スペシャルが放送。そして、3月21日(日)には、声優だけでなく実写ドラマなどでも活躍中の梶裕貴さんが、まる子と同い年の少年・裕治役で登場する「まる子と生意気なアイツ」が放送。最初はそりがあわずけんか腰で接するまる子と裕治が、ある出来事をきっかけに仲良くなるという子どもらしいエピソードが描かれました。お話の終盤で梶さん演じる裕治がまる子のために披露する歌舞伎十八番の演目「外郎売り」も見どころでした!
ヒロシくん&裕治の再登場に期待!
およそ2年ぶりの登場となったヒロシくんを演じた神谷さんは「初登場は20年くらい前…だったと思いますが、登場回数はおそらくまだ一桁かと…そのレアさから毎回、初登場のことを思い出して緊張してしまいます!」とコメント。恋する藤木くんが描かれるエピソードということで、子どもの頃の恋のお話を訊いてみると……。クラスメイトの女の子が好きだったことに触れ「残念ながら下の名前は思い出せませんが…」とのこと。さらに、「おそらくですが、あの当時の男子は女子の下の名前を覚えるのがちょっと恥ずかしかったんだと思います。男子って馬鹿なんですよねぇ」と小学生男子ならではのエピソードを明かしてくれました。
初登場となる裕治を演じた梶さん。いじわるなようで、実は心優しい少年・裕治について、「時折見せる笑顔と男らしさ…彼のギャップには、僕も見事にやられました!(笑)まる子と同い年の男の子を演じられて光栄です。いつかまた登場してくれないかなぁ…!」と梶さん自身も再登場に期待のコメントを寄せていました。
人気声優さんが演じる、印象的な少年たち。まる子との掛け合いも楽しい二人なので、ぜひ再登場してほしいですよね。
「ありがとう、キートン山田さん。」
そして、スペシャル月間最後を飾るのは、「ありがとう、キートン山田さん。」です。3月28日(日)の放送をもって、1990年の放送開始以来ナレーションを務めてきたキートン山田さんが卒業します。
アニメ『ちびまる子ちゃん』になくてはならない存在のキートンさん。放送スタートから約31年間、「後半へつづく」や「もっともな意見である」をはじめ、時に鋭く、そしてあたたかく見守る数々の名言でストーリーにいつも生き生きとした流れを作ってくれました。最後のナレーションとなる28日(日)の放送「ある春の一日」は、春らしく桜にまつわるお話です。キートンさんへの感謝を込めた特別な30分が放送されます。お話の最後には、ちょっとしたサプライズも準備されているそう。変わらない日常、でも特別な一日。キートンさんのナレーションで送る最後の30分、ありがとうの気持ちを胸に、しっかりと見届けたいですね。
3月28日(日)放送「ある春の一日」 <あらすじ> ある春の日。夜桜会のことを聞いたまる子。翌日、さくら家も夜桜会に行くことになったのだが、朝から次々に起こる不運。これは出かけるなという知らせ…? 果たして夜桜会には行けるのか?