世間では“不思議ちゃん”のイメージが強い滝沢カレンさん。しかし実はレシピ本を出版するほどの料理上手です。今年1月に放送された『NOと言わない! カレン食堂』(テレビ朝日系)では、一風変わったハンバーグを披露していました。
ハンバーグに焼きいもを活用!
滝沢さんが用意したハンバーグの名前は「牛のおめみえ」。まずは玉ねぎ1個をみじん切りにして、オリーブオイル大さじ1を熱したフライパンに入れます。中火で5分ほど炒めてから、しいたけ・まいたけ各30gをみじん切りにしましょう。炒めた玉ねぎの半分はソース用に別のフライパンへ移して再び加熱。残りの玉ねぎはきのこ類と合わせて炒め、粗熱を取ってください。
次に皮をむいた焼きいも120gとバター20gをフードプロセッサーに投入。さらに生クリームと牛乳を加えるのですが、量に関して滝沢さんは「金魚1匹飼えるくらい」と説明しました。具材を混ぜた後は、粉状の麩10gに牛乳大さじ2を入れたものを準備します。
パイ生地でハンバーグを包む!?
続いて牛肩ロースステーキ肉300gと牛タン100gを包丁で叩いてミンチ状に。肉に塩小さじ1/4、こしょう少々、卵1個、牛乳と麩を混ぜたもの、玉ねぎときのこを炒めたものを混ぜ込みます。生地を6等分にして中央にモッツァレラチーズ(小)6個を入れ、ハンバーグの形に成型したらフライパンで焼き色がつくまで両面を焼きましょう。その後パイシート3枚をめん棒で伸ばし、直径15cmと12cmの抜型で6枚ずつくり抜いていきます。
小さいほうのパイ生地の上に焼いたハンバーグを置き、生地の縁には卵黄1個と水小さじ1を混ぜた卵黄液を塗っておきます。ハンバーグの上に焼きいものマッシュをのせたら、大きいほうのパイ生地をかぶせてフタをした状態に。生地の縁をフォークで押して閉じ、表面に卵黄液を塗ったら、200度に予熱したオーブンで15分焼きましょう。
ハンバーグを焼いたフライパンにはソース用の玉ねぎと赤ワイン500mlを投入。3分の1の量になるまで煮詰めたらソースをこして、コンソメ小さじ1/2と塩少々、はちみつ小さじ1/2、水溶き片栗粉適量を加えましょう。最後は皿にソースを塗ってパイをのせ、オレガノ適量を添えれば完成です。実食したゲストの小泉孝太郎さんは、「バランスが最高」と絶賛していました。
滝沢さんのお手製ハンバーグに、ネット上では「断面図を見ただけでよだれが出てきた」「高級レストランのハンバーグみたい!」といった反響が相次いでいます。
ハンバーグに“半身浴させる”レシピ!?
滝沢さんのハンバーグは以前にもテレビに登場したことが。昨年7月に放送された『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)では、嵐・二宮和也さんが滝沢さんのレシピ本を参考にハンバーグを調理しました。
滝沢さん流のハンバーグは料理酒で蒸し焼きにするのがポイント。強めの中火で両面に焼き目をつけて、料理酒をハンバーグの底面が浸かる程度に注ぎましょう。料理酒を注いだ後はすぐにフタをして、7~10分ほどしたら焼き上がりです。
滝沢さんワールドギュッと凝縮されたハンバーグを、ぜひ自宅で作ってみてはいかがでしょうか?
文/内田裕子
参照/『NOと言わない! カレン食堂』牛のおめみえ https://www.tv-asahi.co.jp/karen-shokudo/#//