仕事などで誰しもミスをしてしまうことはありますよね。失敗を思い返して、そのまま落ち込む人も多いのではないでしょうか? 先日放送の『インタビュー ここから』(NHK)では、イモトアヤコさんの失敗に対する捉え方が注目を集めていました。

“失敗”と思わない!

イモトさんといえば、過酷なロケも積極的に取り組んでいるイメージ。番組内でも“仕事をする時に意識していること”を聞かれ、「(何事も)とりあえずやる!っていうのが一番ですね」と前向きな答えを返しています。

 

さらに“失敗をどう思うか”尋ねられると、「自分のあとのフォローの仕方で、それは結果失敗ではなくなることもある」と回答。特に芸人の仕事をしていると失敗談もネタにできるので、失敗を恐れて何もしないよりは行動した方がいいと述べていました。

 

視聴者からは「ミスが嫌で新しいことにチャレンジするのを避けてたけど、イモトさんのおかげで頑張れる気がする」「たとえ失敗しても自分の経験値にはなるよね」と大絶賛。イモトさんのポジティブな考えに勇気をもらったという声が後を立ちません。

人に好かれる秘訣

ポジティブな芸能人としてファンの多いイモトさんですが、大勢から好かれる秘訣も気になるところ。“イモトさんのどこを見て、周りの人は応援してくれるのか?”という問いに、彼女は少し悩みつつも「良くも悪くも素直なところ」だと答えています。

 

しかし“素直”と言っても、すべてを受け入れるわけではないといいます。嫌なことはハッキリ伝えつつ、“言いすぎた時は反省して「ありがとう」と「ごめんなさい」を言おうと心がけている”と語りました。

 

イモトさんのスタンスに好感を抱く人は多く、「嫌なことを隠さずに伝えた上で謝れるのは、取り繕ってる感じがなくていい!」「何歳になっても『ありがとう』が言える人は信頼できる」との声が多数寄せられていました。イモトさんの前向きな姿勢と素直な心を真似すれば、さまざまな人間関係にポジティブな変化が訪れるかもしれません。

“スラックライン”は人生そのもの!?

インタビューの中で素敵な人生観を教えてくれたイモトさんは、ラジオ番組で人生について語ったことも。昨年12月に放送された『イモトアヤコのすっぴんしゃん』(TBSラジオ)では、ロケで“スラックライン”に挑戦して人生を悟ったと話しています。

 

そもそも“スラックライン”とは、細いベルト状のラインを歩いたり跳んだりする綱渡りのようなスポーツ。イモトさんでもライン上でバランスをとるのは難しく、落ちないようにすると余計に揺れが大きくなってしまったとか。

 

しかしこの時置かれた状況が「人生に似ている」と感じ、

 

何かが起こった時にそれに反応して、反応するのはしょうがないんだけど、それをむりくり自分でどうにか変えようとか、流れを止めようと思うとよくないんだなというのを、スラックラインを渡りながらめちゃくちゃ考えて

 

とコメント。人生においても「起こったことは受け入れるし、それに体を任せるしかない」と結論づけていました。

 

たとえ失敗や困難に直面しても、前向きに捉えて成功を収めてきたイモトさん。マイナス思考に陥って物事が上手くいかない時は、考え方を変えてみると自分の糧になるかもしれませんね。

 

文/長谷部ひとみ

参照/TBSラジオ「イモトアヤコのすっぴんしゃん」公式サイト「イモト、『スラックライン』で人生を悟る! しかし…」https://www.tbsradio.jp/544104