昨年12月放送の『グッとラック!』(TBS系)では、「さば水煮缶のアレンジレシピ」を特集。調理時間の短縮に役立つレシピが2品紹介されました。料理の負担を少しでも軽くしたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
焼きさばがラーメンと相性抜群!?
タレントのギャル曽根さんが1品目に調理したのは「さば出汁みそラーメン」。切る・炒める・ゆでるの3工程でできあがるので、誰でも手軽に調理できますよ。
気になる作り方は、最初に具材を炒める工程からスタート。ごま油適量をひいた鍋ににんにく1かけ(みじん切り)を入れ、香りが出るまで炒めましょう。次に袋麺付属のみそスープの素を投入し、弱火で加熱します。少し火を通したら、ここでさば水煮缶1缶の身だけを加えましょう。さばは炒めるだけで、こうばしさがアップするという特徴があるそう。また、焦がしみそと一緒に温めることで、さばの“ニオイ消し”の効果も期待できるそうです。
さばの身が焼けた後は、鍋にさば缶の残り汁と水400mlを投入。沸騰してきたタイミングで袋麺も入れます。袋麺の表示時間通りにゆでたら、丼に盛りつけて完成です。最後にねぎ適量をトッピングするのもお忘れなく。
さば缶でひつまぶし!?
ギャル曽根さんは2品目として「絶品さばのひつまぶし」を披露。さっそく作り方を見ていくと、まず火をつけていない状態のフライパンにさばの身(1缶分)を入れます。菜箸などで身をほぐし、料理酒大さじ1を入れてフタをし、約2分蒸し焼きに。さらにサラダ油適量を入れ、こんがり焼き色がつくまでさばを加熱したら、いったんお皿に取り出しましょう。
続いてさばの旨味が残ったフライパンに、砂糖、しょうゆ、みりん各大さじ1、水30mlを投入。とろみがつくまで中火で煮詰め、1度取り出したさばを戻して汁を絡めます。
ここで「ひつまぶし」に欠かせないダシを準備しておきましょう。といっても、昆布だし小さじ1/3としょうがチューブ1cm程度、さば缶の残り汁、お湯150mlを混ぜるだけでOK。仕上げにご飯200gを丼に盛り、上にさばの身をのせてねぎを添えればできあがりです。
さばの臭みも消えるリュウジさんの絶品あら汁
お手軽なアレンジレシピを取り上げましたが、料理研究家のリュウジさんもさば缶を活用した料理を考案。YouTubeチャンネル「料理研究家リュウジのバズレシピ」で以前公開したのは、お寿司屋さんの味を再現した「さば缶の即席あら汁」です。
作り方は超簡単。鍋にさば缶(汁ごと)と長ねぎ、水、白だし、みそを入れて温めれば、あっという間に「さば缶の即席あら汁」ができあがります。さばのニオイが苦手な人はしょうがを入れると、臭みを押さえられますよ。
同レシピにチャレンジした人は多いようで、「半信半疑で作ってみたけど、お寿司屋さんと同じ味でビックリ」「七味も相性抜群! シメにちょうどいい味つけです」といった声が相次ぎました。
ちょっとしたひと工夫で絶品に変わる「さば缶レシピ」。料理のレパートリーを増やすためにも、今回紹介したレシピをストックしてみてはいかが?
文/内田裕子
参照/『グッとラック!』公式サイト「第13回『さば水煮缶』でアレンジランチ!」https://www.tbs.co.jp/guttoluck-tbs/corner/20201224_4.html#archive_box
参照/リュウジ公式YouTube動画「自宅がお寿司屋さんに… 超本格派の【鯖缶の即席あら汁】」https://www.youtube.com/watch?v=zW8OoZPttg8