会話中に聞きそびれた時、つい「えっ?」と聞き返す人は多いと思います。場合によっては相手をイラッとさせる可能性もあるため、リアクションには注意が必要です。それでは、どのように聞き返すのがベターなのでしょうか?

聞き返すのが申し訳ない…

そもそも“聞き返し方”に悩んでいる人のほとんどは「できれば聞き返したくない」と思っている模様。理由を見ていくと、「相手の機嫌が悪くなったら嫌だから」「以前聞き返したら、怒り気味に返答されたので」といったコメントが上がっていました。聞き返すことに罪悪感を感じる人は、少なくないようですね。

 

なかにはごまかすために“聞こえたフリをする人”もいますが、「会話が成立しない」「ますますイラッとさせてしまう」という状況になりかねないのでやめましょう。“聞き返す”行為に苦手意識があっても、勇気を出して質問した方がいいかもしれません。

不快にさせない聞き返し方って?

その前提として、“相手を不快にさせない聞き返し方”を身に付けることも必要です。まず、多くの人が気をつけているのは、「『えっ?』と聞き返さない」ことでした。「『全然聞こえない』と遠回しに言っているのと同じ。悪い印象を与えないために『もう1度お願いしてもいいですか?』と丁寧に説明する」などのコメントが寄せられています。

 

部分的に聞こえなかった場合は、「“~の後”はなんとおっしゃいましたか?」という具合にわからない箇所を指定すれば、相手も返答しやすくなるとのこと。また「聞き取れなかった」ではなく、「1度で理解できなかった」という理由で聞き返す人も。“自分に理解力がない”とアピールすることで、“相手に非がある”という印象が薄まるそうです。

 

一方で「恐縮せずに聞き返すべき」とのアドバイスも少なくありません。「丁寧に聞き返すのであれば、相手は不快に思わないはず。気にしすぎないのも大切だと思う」といった主張も見られました。