明石家さんまが企画・プロデュースする劇場アニメ『漁港の肉子ちゃん』の公開が6月11日に決定。漁港に住む母娘・肉子ちゃんとキクコの物語。一体どんな内容なのでしょうか？
劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』
明石家さんまが日本に元気を届ける！
原作は、第152回直木賞を受賞した西加奈子の累計発行部数35万部超のベストセラー小説「漁港の肉子ちゃん」（幻冬舎文庫 刊）。監督は、『ドラえもんのび太の恐竜 2006』(06)や『海獣の子供』(19)の渡辺歩が、キャラクターデザイン・作画総監督を『かぐや姫の物語』(13)で作画監督を務めたスタジオジブリ一期生の小西賢一が、そして脚本は『凪のお暇』などの大島里美が担当します。
さらに、アニメーション制作は、『映画 えんとつ町のプペル』(20)でも圧倒的なクオリティ観るものを驚かせた、世界中に多くのファンを持つSTUDIO4°C。この組み合わせには期待しかない！！
主人公・肉子ちゃんの声に大竹しのぶ
恋愛では失敗だらけの人生だけど、生まれつきポジティブな性格で、周囲をハッピーにする才能あふれる主人公の肉子ちゃん。肉子ちゃんの笑顔を見るだけでも、元気がチャージできちゃいそうですよね。いつも全力で底抜けに明るくパワフルな肉子ちゃんの声を担当するのは大竹しのぶ。『風立ちぬ』(13)、 『インサイド・ヘッド』(15)、『メアリと魔女の花』(17)などでもボイスキャストを務めています。
初公開となった特報映像は、カモメの鳴き声が聞こえる漁港に浮かぶ船で娘のキクコが「私と肉子ちゃんは、ちょっと訳ありで漁港の船で暮らしている」と語るシーンからはじまり、大竹しのぶが演じる母・肉子ちゃんの「朝やで、キクリン!学校食べて、ゴハン行かなっ!」といういい間違えをしながら慌てて着替えるシーンや、うれしそうにチョココロネを手にする食いしん坊な肉子ちゃんの姿が映し出されます。映像のラストには、明石家さんまが声を当てた“ヤモリ”からのメッセージも。 https://youtu.be/Gzu63y_y864
楽しさあふれる特報映像、ぜひ、チェックしてみてください。また物語を支える重要な少年役の声をアニメ「鬼滅の刃」の主役・竈門炭治郎役の花江夏樹が演じることも発表されています。作品はもちろん、今後の発表でもサプライズがありそうでワクワクしちゃいますね。
漁港の船に住む母娘の秘密とは？
食いしん坊で能天気な肉子ちゃんは、情に厚くて惚れっぽいから、すぐ男にだまされる。一方、クールでしっかり者、11歳のキクコは、そんな母・肉子ちゃんが最近ちょっと恥ずかしい。そんな共通点なし、漁港の船に住む母娘の秘密が明らかになるとき、二人に、最高の奇跡が訪れる――!
“生きてるだけで丸儲け”の明石家さんまが、日本中に元気を届ける感動のハートフルコメディ! 肉子ちゃん役の大竹しのぶは「大変なことも“ガハハ”と笑って受け止めちゃう肉子ちゃんを尊敬します」とコメント。肉子ちゃんのハッピーオーラに包まれて、幸せな時間が過ごせそうな作品です。お楽しみに！
文／タナカシノブ
