世の中には様々な“ファン”が存在します。たとえば、日本中が熱狂した2019年のラグビーワールドカップ。巷ではほとんどの人々が日本チームを応援していましたが、なかにはそんな状況についていけず、冷めた気持ちを抱いていた人も少なくないよう。どうして皆と一緒に盛り上がれなかったのか、他人を心から応援できない人が密かに抱える悩みに注目してみたいと思います。

“推す”気持ちがわからない人も!?

ひと口に「他人を応援できない」と言っても、様々なケースがあります。たとえば、「オリンピックやワールドカップなどで選手を応援する気にならない」という人は、「そもそも知らない人を応援する気持ちが理解できない。知人が出ていれば応援できるけど…」と明かしていました。

 

また、俳優やアイドルを“推す”という概念が理解できない人や、アスリートなどに対して興味を抱けない人も少なくありません。とはいえ、みんな自分が人と違うことにコンプレックスを感じているようで、「観客はみんな目をキラキラさせて、心の底から応援できていてうらやましい」「周りの友達と一緒に応援できたら楽しそうだなとは思う。なんか人生損した気分…」といった深刻な悩みを吐露する人が続出しています。

応援できなくても深く考える必要はない

ネット上では、人を心から応援できない人たちに向けて、「応援する人の気持ちがわからなくても、深く考える必要はないのでは」という声が多く寄せられました。結局のところ、その人の志向や性格の問題に通じるので、誰しも他人を完全に理解するのは難しいのかもしれません。

 

一方で、アドバイスとして「たとえばスポーツの大会は、人それぞれの楽しみ方があるはず。応援するしないは別として、結果だけ楽しむのもアリなんじゃないかな?」という声も。逆に「応援できない人は他人のことより、自分が成し遂げたことに興味がある人なんだと思う。応援される立場になれるように頑張るのがいい気がする」と持論を展開する人も見られました。

 

とはいえ、応援できないのはまだしも、「応援してたら『それ何が楽しいの?』って聞いてくる人がいる」と困惑する声も寄せられています。応援するのは各人の自由ですし、それを否定する行為は避けるべき。周囲の人が応援で熱狂している場合などは特に配慮が必要かもしれません。