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8月20日公開の映画『パウ・パトロール ザ・ムービー』で<パウ・パトロール>の新メンバー、ダックスフンドのリバティ役を演じる安倍なつみさん。子どもと一緒にTVシリーズを楽しんでいるという「パウ・パトロール」ファンの安倍さんに、出演が決まったときの反響や、“パウジョンアップ”した映画版の見どころ、ママ目線でのおすすめポイントなどを伺いました。

ママ・パパにも大人気と実感!

©︎ 2021 Paramount Pictures. All rights reserved.

 

── リバティ役に決まったとき、反響が凄かったそうですね。

 

安倍さん:

子どもと一緒にTVシリーズ「パウ・パトロール」を楽しんでいたので、私自身もうれしかったのですが、映画の出演が発表されたときの周囲の反響は想像を超えていました。

 

「パウ・パトロール」の人気を知っていたので、ママ友、パパ友から「がんばって!」と連絡が来るのは予想していたのですが、幼稚園や習い事でときどき見かけるママやパパから「映画、がんばってください。楽しみにしています」と声をかけられることも多かったです。そんな会話のやりとりができただけでも、リバティ役をやってよかったなと思いました。

 

── お気に入りのキャラクターはいますか?

 

安倍さん:

みんなかわいいけれど、笑えるのはラブルです。関西弁のラブルに慣れていたので、今回、吹き替え用の資料で英語版が届いたときに、ちょっと違和感がありました(笑)。「もう、しょうがないな」って思えるスパイス的存在のいいキャラクターだと思います。八重歯もかわいくて大好きです。

 

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── リバティはテンションの高いキャラクターですが、アフレコはいかがでしたか?

 

安倍さん:

声優の経験は以前にもあって、少し前にはナレーションの仕事もしたのですが、子育てで少しブランクがあったので、「大丈夫かな、できるかな」という気持ちは正直ありました。現場に入ると、自然に感覚は戻ったのでホッとしました。一番テンションが高いシーンからアフレコをしたので、これでもかというくらい出し切りました(笑)

 

── セリフも独特で楽しいですよね。

 

安倍さん:

“はなまる満点”とか“あたりきしゃりき”とか、チャキチャキしていてすごく元気になります。全体的に早口言葉レベルのスピードでしゃべっていました。ビークルに乗って街を走り抜けるシーンになると、スピード、興奮がプラスされて、さらにパワーが必要になりました。でも、そのくらい本気でやらないと、ごまかしのきかない子どもたちには伝わらないと思ったので、しっかりやらないと! と気合をいれました。

 

諦めない強さ、みんなを引っ張っていくエネルギーもすごい! とてもパワーのあるキャラクターです。何かに挑むのは、ドキドキするし怖いときもあるけれど、仲間と一緒ならやり遂げられるという前向きなメッセージは、大人が観てもグッとくると思います。

 

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── 先日のナレーションも、今回の吹き替えもすごく合っていると思いました。声のお仕事により興味が出たのではないでしょうか?

 

安倍さん:

声の仕事は楽しいし、深いし、やりがいがあるのでとても興味があります。今回のように、子どもがよろこんでくれる作品に携われたらうれしいですよね。今後も、機会があれば、やっていきたいという気持ちはあります。