怠けてしまいがちな日々の運動。トレーニングはハードになるほど、継続するのが難しくなりますよね。以前放送された『健康カプセル!ゲンキの時間』(TBS系)では、“1分間エクササイズ”を特集。たった1分でどのような運動をおこなうのでしょうか?

1日1分でOK!?

同番組で注目されたのは「セルフレジスタンスエクササイズ」という運動。自分で自分に負荷をかけるという意味で、筋トレとストレッチの要素を兼ね備えた画期的なトレーニングです。1日1分実践するだけで、“筋力アップ”の効果が。さっそく東海大学の有賀誠司先生がレクチャーする“肩こり改善エクササイズ”の運動方法をチェックしましょう。

 

まず両手を胸の前で合わせ、6割程度の力で押したままキープ。次に正面を向いた状態を保ちながら腕だけを左右に捻ります。同じ動作を1分間くり返せば、あっという間にエクササイズ終了。痛みを感じた場合は、無理せずに運動を中止してくださいね。

“まき割り”の動作でダイエット?

“有賀流エクササイズ”は、他に“首こり改善”の効果がある運動も。やり方は、最初に左手で頭の左側を押さえます。この時、手の方に押し返すイメージで頭に力を入れましょう。手と頭で押し合ったまま左側に3秒かけて倒し、戻る時も3秒で元の位置に。30秒間くり返したら、今度は右手で頭の右側を押さえながら倒す&戻すの動作を30秒間リピート。1週間に2日ほど実践すれば、首こり改善のポイントになる“胸鎖乳突筋”が鍛えられるようです。

 

ちなみに同番組は、筑波大学の久野譜也先生直伝の「まき割りスクワット」もピックアップ。手順を見ていくと、まず足を肩幅よりも少し大きく開いて直立。次に両手を組み、地面と平行になるよう伸ばします。

 

腕を前に伸ばし、4秒かけて膝を曲げゆっくり腰を落とします。このとき、ひざの角度は90度に近づけ、ひざは足のつま先から出ないように気をつけましょう。そして、まき割りのイメージで腕を上下に5回振ります。あとは3秒かけてゆっくり立つだけでOKです。これで1セット分になりますが、理想の運動量は1日3セット。全身運動になるだけでなくダイエット効果も期待できます。