自粛生活やテレワークによる運動不足で、最近“ポッコリお腹”が気になる人も多いのではないでしょうか。以前放送された『林修の今でしょ!講座』(テレビ朝日系)では、“ペタ腹に変える簡単ダイエット法”を紹介していました。

1分でできる呼吸法!

骨盤矯正パーソナルトレーナーのNaoko先生は、“骨盤が開いて内臓が下がるとポッコリお腹になってしまう”と説明。内臓を元の位置に戻すために、「お尻筋」を鍛える必要があると言います。

 

そこで、最初に取り上げられたのが「基本の呼吸法」。壁に寄りかかるようにして脚は10〜15cmほど前に出して立ち、みぞおちを締めるイメージで息を吐きましょう。この時、頭を壁につけたままおこなうのがポイント。あとは4秒かけて息を吸い、8秒かけてゆっくり息を吐いていくだけです。1分間繰り返し実践すると、インナーマッスルが刺激されて運動効果がアップ。林修先生は、「これ効くんだよな~」とコメントしていました。

 

2週間で効果アリ!?

「基本の呼吸法」をおこなった後は「前後開脚お尻筋伸ばし」で股関節をほぐしていきます。横座りの状態から片足を後ろに伸ばし、“鼠径部(そけいぶ)を床につける感覚”で左右に5回ほど揺らしてください。体が浮いて体勢を維持できない人は、お尻の下にタオルを置くのがおすすめ。肩に力が入ってしまうと効果が十分に発揮されないので、無理をせずに“できる範囲”の動きで大丈夫ですよ。

 

続いて紹介されたのは「うつぶせカエル運動」。まずはうつぶせの体勢で両脚を広げて膝を曲げ、かかと同士をくっつけます。あとはお尻筋を使って、脚を上げ下げすればOK。慣れてきたら“脚の開閉運動”を加えて、ヒップアップ効果にも繋げましょう。

 

最後の「ゴロゴロ脚上げ運動」では、おなかに圧をかけることで“ポッコリお腹”の解消を目指せるそうです。仰向けの状態で膝を立てたら、おなかの力で左右にゆっくり脚を動かすだけ。脚の力を抜き、骨盤をひねるように動かすのがポイントです。

 

「うつぶせカエル運動」と「ゴロゴロ脚上げ運動」は1分間で3~5往復すれば完了ですが、きつい場合は3往復より少なくても問題ありません。

 

実際に「お尻筋ダイエット」を約2週間試した近藤サトさんは、お尻が引き締まってお腹も“ペタ腹”に激変。「ウェアとの間にすきまができた!」と効果を実感していました。