寺田心
中学生になった寺田心さんにインタビュー!

8月13日公開の映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』で主人公の選ばれし勇者・渡辺ケイを演じた寺田心さん。中学生になって感じている変化や、仕事をするうえでの心構え、得意なお手伝いと、今、密かに目指していることなどを伺いました。

寺田さんが「まだまだ子どもだな」と思うこととは?

寺田心

── 芝居に入ると怖いものも怖く感じなくなるというお話でしたが、寺田さんの芝居のルーティーンを教えてください。

 

寺田さん:

特別なことはしていませんが、撮影がある日には、出かける前に祖母に電話をします。話すだけで力がもらえるし、緊張をときほぐしてくれる存在です。

 

── いつも落ち着いてお話をしている印象があります。緊張することはあるのでしょうか?

 

寺田さん:

僕はあまり緊張しないタイプだと思います。でも、こういう取材が一番緊張するんです。思ったことをみなさんにきちんと伝えられているかどうか考えていると、ドキドキしてしまいます。芝居のときは、その役の気持ちに集中しているので、大丈夫なのかもしれません。

 

── 大人も見習いたくなる受け答えです。ご自身が“まだまだ子どもだな”と感じるところはありますか?

 

寺田さん:

まだまだ子供です(笑)。とくに食べものを前にすると周りが見えなくなってしまって……。普段はよくしゃべっているのですが、何か食べ始めると急に無言になります。大好きなトマトとアボカトにはつい夢中になってしまいます。

中学生になって感じている変化とは?

寺田心
洋服の好みにも変化が出てきたそう

 

── 中学生になって感じた変化はありますか?

 

寺田さん:

最近、どんどん声が低くなっている気がして、そろそろ変声期なのかなと思っています。

 

── 先日、完成披露舞台挨拶に登場した際には「イケメンになってる!」とSNSなどでも話題になっていました。

 

寺田さん:

本当ですか?ちょっと照れくさいけれど、すごくうれしいです。多分、メイクや衣装のおかげだと思います。ちょっと前までは、水色とか淡い色が好きだったのですが、最近は黒とか白などモノトーンが好きです。ファッションにも興味が出てきました。かっこいい洋服を着るとちょっとテンションがあがります。友達にイケメンな子がいるのですが、細マッチョでかっこいいんです。今、密かに「細マッチョになりたい」願望があります(笑)

 

寺田心
寺田さんの密かな願望とは?!

── 忙しい毎日を過ごしているかと思いますが、お家ではお手伝いをしますか?

 

寺田さん:

洗ったお皿をきれいに拭いたり、掃除機をかけることが多いです。小さい頃、「手伝って!」と言われてお手伝いをしたら、家族がとてもよろこんでくれました。なので、今は、言われる前にやろうと、できるだけ心がけています。「助かる!」とよく言われます。もっと力持ちになったら、重いものを持つお手伝いもしたいなと思います。

 

── 映画には“鬼は外”を言わない豆まきの話がでてきます。寺田家はどんな豆まきです

 

寺田さん:

小さい頃は豆を投げていましたが、最近は殻のついた落花生を投げます。僕は床に落ちた落花生を拾う係です。犬を飼っているのですが、落花生を“パチン”と割る音が好きなようで、殻を拾っていると楽しそうにうしろをついてきます。動物が大好きなので、犬の世話も僕が担当しています。お手伝いではないけれど、家族にすごくよろこばれます。

 

PROFILE 寺田心 / 俳優

2008年生まれ。愛知県出身。3歳より芸能活動をスタート。2015年にTOTO「ネオレスト」のCMで注目を浴び、「2015 55th ACC CM FESTIVAL・クラフト賞 フィルム部門 演技賞」を受賞。主なドラマ出演作は「5→9〜私に恋したお坊さん〜」「OUR HOUSE」(CX)NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」「トクサツガガガ」(NHK)「ハル〜総合商社の女〜」(TX)など。映画出演作に『L♥DK』(14)『トワイライト ささらさや』(14)『パパはわるものチャンピオン』(18)がある。主演作映画『ばあばは、だいじょうぶ』(19)でミラノ国際映画祭2018の外国映画部門・最優秀主演男優賞を受賞した。