仕事や家事などをしていて、ふときれいに彩られた指先が視界に入ると、モチベーションが上がりますよね。とはいえ、忙しくてネイルサロンに頻繁に行けないという人も少なくありません。
そこで、おうちでサロン級のネイルを楽しむ方法を、Instagramで2.3万人のフォロワーを持つセルフネイルのプロ・ojimiさんに教えてもらいました!
人気の天然石ネイルは奥行き感が出しにくいけれど…?
サロンネイルでも人気のデザインである天然石ネイル。本物の石のようなニュアンスを出すためには奥行き感が重要なポイントですが、ポリッシュで作りあげる場合、色がうまく重ならずに結果的に色がごちゃごちゃと混ざってしまってなんだか汚い仕上がりに…なんていうことも珍しくありません。今回はそんな天然石ネイルの難しさを意外なアイテムでカバーしたデザインをご紹介します。
「ラブラドライト」とは天然石の一種で、光の当たる角度や見る角度によって変わる色と黒や灰色のクラック(ひび)のような模様が特徴の石です。落ち着いた大人の雰囲気をまとう石なので、今の季節にもぴったり。複雑な色の変化は、ネイルホイルを使えば簡単に表現することができます。一方で、このラブラドライトの特徴であるクラックを自分で自分の爪にポリッシュで描くのは、セルフネイルに慣れた人でも相当ハードルが高い作業です。そんなときはボールペンを使って、模様を爪に書き込んでみましょう。
「ラブラドライトネイル」のアイテム
・カラーポリッシュ(左から順に)
ネイルホリックPU107 BR307 paネイル AA216 PLAYFULネイル pun-03
・ベースコート
お好みのもの
・トップコート
Nailist クイッククリスタルコート(画像右端)
・ネイルパーツおよびシール
ネットショップ デコアートホイル(ゴールド) ネットショップ ネイルアートホイルセット(All that nailというネットショップで購入できます) 100円ショップ クラッシュホロ(クリア)
・その他
Uni-ballシグノボールペン0.38 黒
「ラブラドライトネイル」のデザインのレシピ(親指・中指)
1.ベースコートを塗る
2.ワインレッド(PLAYFULネイル pun-03)を爪全体に塗る
3.2が乾いたらブラウンラメ(ネイルホリックBR307)をお好みで重ねる
写真のように爪全体に塗ってもかわいいですが、爪の2/3、真ん中だけなどランダムに塗ってもOKです。
4.3が少し乾いたら、デコアートホイルゴールドを爪の上部1/2にのせる
ポリッシュが完全に乾燥してしまうとホイルがうまくのりません。その場合は、のせたい位置にトップコートを塗ってからのせてください。
5.クリアパープル(ネイルホリックPU107) をホイルの上に重ねる
6.5が乾く前にブラック(paネイル AA216)でホイルの境界線を囲む
7.6が乾く前にクリアパープル(ネイルホリック PU107)で境界線をぼかす
8.7が乾く前にクラッシュホロをのせる
9.クリアパープル(ネイルホリック PU107)を爪全体に塗る
10.トップコートを塗る
11.10が乾いたら、ボールペンでクラック(石のひびのようなもの)を描く
写真の赤い線のように右上から左下にY字のクラックを一本、左下から右上に一本、
といったように、
枝分かれするクラックを上下から一本ずつ引くとバランスがとりや
すいです。
12.トップコートを4、5回重ねて完成
「ラブラドライトネイル」のデザインのレシピ(人差し指・薬指・小指)
1.ベースコートを塗って乾燥させたら、ワインレッド(PLAYFULネイル pun-03)を塗る
2.乾いたら、ラメブラウン(ネイルホリックBR307)を塗る
3.クリアパープル(ネイルホリック PU107)を重ねる
あまり派手に仕上げたくない場合は、ここで完成にしてもOKです。
4.あらかじめ短冊型に切っておいたオーロラフィルムをのせる
爪楊枝などを使って、全体にバランスよく配置します。
5.クリアパープル(ネイルホリック PU107)をフィルムの上だけに塗る
6.トップコートを4、5回重ねて完成
「ラブラドライトネイル」のデザインのポイント
全て手描きで天然石を再現するのはかなり難しいものです。今回は、ネイルホイルやクラッシュホロ、ボールペンなどを使って、天然石を簡単に表現するやり方をご紹介してみました。ボールペンでクラックを書くだけで、本物の鉱石のような見た目になります。乾燥が中途半端だと線がよれてしまうので、丁寧に乾かしながらやってみてください。
もしクラックを書くのが難かしければ、ホイルやホロをクリアカラーで閉じ込めてあげるだけでも、宝石のような奥行き感がでるのでおすすめですよ。
時間のない人はワインレッド⇒ラメブラウン⇒クリアパープルの順に重ねる簡単な工程のネイルだけでもやってみるといつもと違ったニュアンス感のあるネイルになると思います。ぜひ挑戦してみてください。
ネイルデザイン/ojimi