新型コロナウイルスの影響により激動の一年となった今年、社会全体で最もフォーカスされているキーワードといえば「サスティナブル(=持続可能な)」。化粧品業界でも、パッケージや使う原料を環境に負荷をかけないものに変えるなど、社会的に持続可能な取り組みを行うムーブメントが起きています。
オーガニックコスメだけでなく、化粧品業界全体が「サスティナブル」な方向へ舵を切っており、今後、製品を選ぶ上でも重要なポイントになるでしょう。
そんな背景を踏まえ、今注目の「サスティナブル・ブランド」とその取り組みについてご紹介します。
国産オーガニックコスメの幅広い知見から生まれた「ドゥーナチュラル」
国産オーガニックコスメのパイオニア、ジャパン・オーガニックが手掛ける、人気ブランド「ドゥーオーガニック」。「ドゥーナチュラル」はその姉妹ブランドとして2019年に誕生しました。
ジャパン・オーガニックの信念は、「美しさとは肌だけのことを考えるだけでは叶えられず、心と体の健康があってこそ叶えられるもの。地球環境を健やかにすることは、心と体の健康につながり、心と体の健康は美しさにつながる」というもの。
これまで積み重ねた知見をベースに、「より多くの人に植物のパワーとナチュラルスキンケアの心地よさを感じて欲しい」との思いから生まれた「ドゥーナチュラル」。確かな効果感と安全性・ビジュアルに加え、手に取りやすい価格も魅力です。ナチュラルビューティの概念とサスティナブルな意識をバランスよく取り入れ、幅広い世代へ浸透するブランドとして期待されています。
こだわりの処方力と香りは体感するとハマる!
「ドゥーナチュラル」では、代表的商品の美容液のほか、すべての製品が“処方力”にこだわって開発されています。地球環境への優しさと、肌への優しさの両方を考え、天然由来成分を90%以上、残りの10%は化学合成成分を使用。
すべての商品には、今日摘んでも明日芽が出ると言われるほど生命力が強いアシタバから抽出したエキスを配合。肌の内側から潤いにアプローチして、肌体力を強化します。
植物のもつパワフルな生命力と保湿力を引き出し、ナチュラルの力で肌を健やかに整えながら、天然精油100%のリラックスハーバルブーケの香りで疲れた心にもアプローチ。スキンケアをするたびに気持ちをときほぐし、心地よい時間を与えてくれます。
製品を使った試験結果など、エビデンスについても積極的に取り組み、安心と効果をしっかりと商品に反映。実際に使った人の満足度を高める企業努力には目を見張るものがあります。
植物の力を安全に、効果実感を高めながら心へ肌へ浸透させる処方設計
ゆらぎやすい肌を健やかな肌に整えるためにこだわったのは、優しさを考えた上での処方力。天然由来成分90%以上に加え、肌のバリア機能をサポートする“米由来グルコシルセラミド”、保湿して潤いを逃さない“スイゼンジノリ多糖体”、肌の土台を潤す“アシタバエキス”を効果的に配合しています。
石油系界面活性剤・着色剤・パラベン(防腐剤)・合成香料・アルコール・鉱物油・シリコーンフリーの7つの無添加を実現。敏感に傾いたり、乾燥気味になってしまう、ゆらぎやすい肌の土台を整えてくれるラインナップです。
濃密な潤いを届ける美容液は、肌に必要な潤いを届け、ハリのあるぷるんとした肌に導きます。ローション、クリームとライン使いすることにより、肌環境を改善。ゼラニウム、ラベンダー 、ローズマリーをオリジナルブレンドした香りにも癒やされ、ストレスフリーな使いごごちです。
パッケージなどはすべてエコ素材!見て使ってわかるサスティナブルブランド
「ドゥーナチュラル」のシュリンクやクリアケース、ラベルなどはすべて、植物から作られたバイオマスプラスチックや再生プラスチックを採用。環境への負担を極力減らしています。
サスティナブルとビューティーの両立は、ブランド立ち上げ当時から強くブランドで意識してきたこと。ただ、サスティナブルなだけではなく、手に取るとときめくような可愛さも「ドゥーナチュラル」の魅力です。
今後もブランドとしてこの両立を追求していくであろう「ドゥーナチュラル」。これからの展開がとても楽しみです。
文/久保直子 撮影/清永 洋