第4回目となる今回は、ぽっこりお腹を撃退する方法について掘り下げていきます。お腹のエクササイズというと真っ先に思い浮かべるのがきつ〜い腹筋だと思いますが、今回紹介するのは、どうやら違うエクササイズの様子。
少ない負担で、お腹を鍛える「デッドバグ」
早稲田大学大学院スポーツ科学研究科・博士の久保孝史さんいわく、腹筋はやり方を誤ると首や腰を痛めやすいとのこと。今回紹介する「デッドバグ」なら、首や腰に負担がかかりにくく、腹筋ほどきつくないそうです!
ちなみに「デッドバグ」とは、死んだ虫という意味。仰向けになって手足をあげる様子が、それに似ていることが名前の由来のよう。一見、ふざけた感じですが、しっかり腹筋を鍛えられるので、ぜひお家でトライしてみてください!
「普段、お腹の筋肉を鍛えていない方でも始めやすい簡単なトレーニング法からご紹介します。徐々に負荷を上げて、すっきりした体型を目指していきましょう」
まずは、お腹の筋肉を意識するところから…
デッドバグの基本は、床に仰向けになって脚を上げた姿勢。「自分が今鍛えたいと思う筋肉を意識するかしないかで、筋トレの効率も大きく変わります。まずは、腹筋を意識して、呼吸に集中するところから始めましょう」
<お腹編>
①デッドバグ(ステップ1)
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鍛える部位:お腹
回数:30秒〜1分程を1〜3回
時間:30秒〜3分(※あくまでも目安です)
======= 【1】仰向けになって両足をまっすぐ天井に向けて上げ、膝は90度に曲げる。両手は頭の横に。
【2】その状態のまま、腹筋を意識して深い腹式呼吸を行う。