
小説『君の膵臓をたべたい』(通称:キミスイ)を手がけた住野よるの同名小説を吉沢亮×杉咲花のW主演で映画化した『青くて痛くて脆い』。次期NHKの大河ドラマと連続テレビ小説の主演という注目の2人が共演する本作は、キラキラした青春ストーリーではなく、ダークでシリアスな復讐劇です。
映画『青くて痛くて脆い』
死んでしまった大切な仲間と二人の居場所を取り戻す!

と、ここまでの流れを見れば、キラキラとした青春ラブストーリーへの展開を予感しがちですが、物語は予想もしない方向へと進みます。「モアイ」の立ち上げから数年後、就職活動を終えた楓が口にしたのは「モアイをつぶす」。嘘と悪意にまみれながらの復讐劇がはじまります。