受付番号を発行するタイプの受付クラウドサービスも

「アポ楽」以外にも、さまざまな受付クラウドサービスが展開されています。

 

例えば「WowDesk」は、担当者が受付番号を発行するタイプのクラウド型受付システム。来訪したゲストは、教えられた受付番号を訪問先のタブレットに打ち込むだけ。また定期的に訪れる運送会社や、採用面接の応募者向けフォームも利用できます。

 

ほかには「ReClip」という受付クラウドサービスが。ゲストがタブレットに名前や用件を入力すると、その情報が「chatwork」や「slack」などのチャットツールやメールに送られてきます。担当者に直接通知されるので、取次ミスなどもなくスムーズな対応が可能に。iPadだけでなくAmazon社の「Fire HDタブレット」でもサービスが利用できるため、よりコストが抑えられます。

 

実際に受付クラウドサービスを使う企業は増えているようで、SNSなどには「受付クラウドサービスを使いはじめてからアポが手軽になった。ゲストも喜んでくれるし、受付のコストも削減できていいことしかない」「訪問者の管理がとにかく楽。もう紙での受付には戻れません」といった声が寄せられていました。

 

テクノロジーの進化とともに、お仕事のちょっとした“面倒”が減っていくことを今後も期待したいですね。

 

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文/長谷部ひとみ