浴室の壁と床のカビ取りは
“高さ別”に洗浄液を変えるのが正解!
大ヒット洗剤「茂木和哉」など、掃除と洗剤を知り尽くした茂木和哉さんの書籍「
落ちない汚れをラクに落とす掃除術」より、「浴室の壁と床の掃除術」を紹介します。
浴室の壁は、大人の膝から上エリアはカビ菌が大半、膝から下は皮脂やせっけんカスをエサに繁殖した赤カビと黒カビやぬめり、と高さによって汚れの種類が異なります。コツはエリア別のアプローチです! ただし、カビの原因菌は天井から降ってくるので、まず最初にやるべきは天井です。→天井の掃除がまだの方は
コチラここでは、天井のカビ取り掃除が終了済みということを前提に、壁と床の掃除術のラクな“カビ取り”方法を紹介します。
ポイント 洗剤選び
茂木和哉さんの提唱している「#茂木流掃除」。実は、
家中の掃除に使う洗剤は「たったの5本」! 落としたい汚れに応じた洗剤さえ選べば、それだけでラクに掃除はできてしまうんです。膝から上は目には見えないですがカビ菌が、膝から下は赤カビと黒カビの繁殖エリアです。
“生き物汚れ”なので、「塩素系漂白剤」を使用します。
大人の膝の高さ(40~50㎝)より上は、天井と同じ「カビ菌が潜むエリア」、下と床は、「カビ菌繁殖エリア」。
同じ生き物汚れですが、漂白剤の濃度を変えて除菌します。実践! 浴室の壁と床のラクな「カビ取り #茂木流掃除」
◎膝より上のカビ菌が潜むエリアは“100倍”に薄めた洗浄液で
1、「100倍」洗浄液を作る
塩素系漂白剤を100倍の水で薄める。目安は、塩素系漂白剤5㎖(小さじ1)に対して水500㎖(ペットボトル1本分)。
2、洗浄液を壁に塗り広げる&放置して終了
柄つきのスポンジを洗浄液に浸し、乾いた壁にまんべんなく塗り広げる。そのまま放置してもOK、もしくは15分後に洗い流す。
※事前に壁を濡らしてしまうと、洗浄液が薄まってしまうので、
乾いた状態がベスト!◎膝より下のカビ菌繁殖エリアは“10倍”に薄めた洗浄液で
1、「10倍」洗浄液を作る
塩素系漂白剤を10倍の水に混ぜて薄める。目安は塩素系漂白剤大さじ3強に対して、ペットボトル1本分。
2、床に洗浄液を塗り広げる
柄つきスポンジに洗浄液を浸し、床全体に塗り広げる。そのまま30分置く。
3、洗い流す
除菌&漂白が完了。シャワーをかけ、しっかりと洗い流す。
※天井や壁のカビ取りは100倍でしたが、床は10倍と少し濃度が高いため、ここはしっかり洗い流してください。
+α 壁や床のカビ予防法
①入浴後はスクイージーで水切り
カビの大好物は水分。入浴後は窓を開けて風通しをよくし、しっかり水切りしておけば、カビの繁殖を防げます。
②床にモノを「じか置き」しない
スクイージーなどの小物を浴室の床に置くと、そこからカビやぬめりが発生する場合も。ポールにひっかける等、壁や床に触れない工夫を。
「#茂木流掃除」の浴室の壁&床のカビ取り掃除、いかがでしたか?ポイントは
「高さ別に洗浄液をチェンジすること!」です。2種類の洗浄液を作る必要がありますが、壁のカビ取りを終えたら洗い流さなくて済む分、ラクできます。洗剤の使い方を熟知した、茂木和哉さんならではのラクちん掃除術です。これから大掃除をするという方、ぜひマネしてみてください!【関連記事】
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「#茂木流掃除」なら、ラクに汚れが落とせる!
「洗剤選び」と「洗剤の使い方」の法則がよくわかる、茂木和哉さんの書籍
「落ちない汚れをラクに落とす掃除術」。洗剤のすべてを知る茂木さんならではのテクを、余すことなく、紹介しています。
例えば、「洗剤は湯せんすると、パワーアップできる」
トイレ用の酸性洗剤が、浴室の水アカ掃除をラクにする!
さらに、「キッチンのギトギト油汚れは、ほったらかしで落とせる!」
などなど、
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