佐藤二朗さんの息子への“綺麗事”に共感の嵐!

ネット上では“綺麗事”についての議論が巻き起こっていましたが、たとえ“綺麗事”だったとしても、本当に大切なことは伝えた方がよいという指摘もあります。

 

俳優の佐藤二朗さんは2018年に、我が子へ向けてのメッセージを自身のTwitterに投稿。とても「酔っている」と明かしつつ、その勢いを利用して息子に伝えたい言葉があると綴りました。

 

「一流大学や一流企業に入れるなら、それに越したことはない」と認めながらも、続けて「人の不幸をちゃんと悲しむ。人の幸せをちゃんと喜ぶ。そっちの方が、遥かに、遥かに尊い」とコメント。さらに自身の言葉について「綺麗事か」とツッコミながらも、「綺麗事かもしれんが、酔ってる父は、わりと、それを断言したい」と締めくくっています。

 

佐藤さんの名言に感銘を受けた人も多く、「私も本当にそう思う。学校や社会で競争ばかりだと、いつの間にか心が貧しくなるんだよね」「佐藤さんが言うように、うちの子も思いやりのある優しい子に育ってもらいたい」といった共感の声が相次いでいました。

 

“綺麗事”は確かに煙たがられることもあります。でも、なかには大きな気づきを得られる言葉が含まれているかもしれません。相手の言葉を“綺麗事”だと感じたとしても、大事なのはその先。その“綺麗事”こそが今の自分に本当に必要なことなんじゃないか?と、素直な気持ちで自分自身に問いかけてみてはいかがでしょうか?

 

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文/長谷部ひとみ