中学を卒業して何年たちましたか。 同窓会へ参加していますか。 母校の恩師の定年退職を機に先日、中等部の同窓会が開かれました。 同窓会と聞くと、懐かしさと同時にネガティブなイメージを感じる部分もあるかと思います。ケンカ別れしたあの子との再会に躊躇したり、リア充アピールのマウンティングや自慢話、今の自分に自信がなかったり…。 働き盛り・育児真っ盛りのアラフォー世代にとって、そもそも時間を割いてまで同窓会に参加する余裕などないなんて方も多いのではないでしょうか。 今回は、実際に同窓会に参加して感じたリアルな本音をお届けしたいと思います。

あの頃の先生と同じくらいの年齢になってみて今だから分かることもあります。 いつも怖くて厳しくて緊張していた体育の授業。 今より共働き家庭も多くない中、主婦業も育児も…そして教職も。ライフワークバランスを整えることに必死だったであろう年齢で担任を受け持つことが、どんなに大変だったか思いを馳せることが出来るようになりました。 先生だって一人の人間であることにさえ気が付かなかった12歳の筆者には ただ、怖い先生でしかなかったけれど、あの頃も温かい目で見ていてくれたことに今更ながら気が付きました。 先生と生徒という関係から大人同士としての会話が出来るようになり、時間が過ぎることがこんなにも関係性に変化をもたらすものかと感動しました。

