水掛け論の経験者はかなり多い?
実際にどれくらいの人が、“言った・言わない”の水掛け論を経験しているのでしょうか。人材総合サービスの「株式会社スタッフサービス・ホールディングス」は、以前「夏休みと転職に関する調査」を実施。この中で「仕事で誰かと“言った・言わない論争”になったことはありますか?」との質問があり、52.8%が“経験がある”と答えています。
ちなみに対処方法については、「面倒だから、自分に非がないと感じても謝る(北海道・30代男性)」「自分が折れる(埼玉県・30代男性)」といった回答が。
水掛け論に発展してしまうと引き下がる人も多いようでしたが、「言ったこと、言われたことを日付とともにメモしておく(広島県・20代女性)」「部下に仕事の依頼をする時は、口頭ではなく日付付きの書面で依頼する(兵庫県・40代男性)」といろいろ工夫をしている回答者も見られました。
うんざりする水掛け論にならないためには、証拠を残すための対策を怠らないことが大切といえそうですね。
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文/長谷部ひとみ
参照/株式会社スタッフサービス・ホールディングス「夏休みと転職に関する調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000044374.html