〝隠さない〟ほうが、若くいまっぽく見える
赤松さんによると「30代後半にもなれば、アイホールなどがくぼんできて、どうしても老け顔になってきます。だからといって、メイクを重ねて欠点を隠そうとすると、ますます老けて見えますよね。 とくにいまの時代は、メイクもファッションもトゥーマッチなのはすてきじゃないという流れです。 加齢によるマイナスをナチュラルにカバーしつつ、〝その人らしい美しさ〟をめざすのが正解。結果的にはいちばんすてきに、若く見えると思いますよ」
たしかに、老け顔をごまかそうとして厚く塗っていると、やぼったく、昔っぽいメイクになりがち。90年代までは、コンシーラーで隠すメイクやなども当たり前でしたが、いまは違います。 素肌感をいかしたナチュラルメイクが、いちばん魅力的に見える時代です。ポイントメイクも同じ。昔の感覚で塗りすぎていないか、感度が古くなっていないか、見直す必要がありそうです。
以下にひとつでもあてはまる人は、年齢と時代に応じたメイクの見直しどきかもしれません。さっそくチェックしてみましょう!
□スポンジを使ってパウダーファンデを顔全体に塗っている
□シミなどのトラブルはコンシーラーで隠している
□アイブロウは、髪の色と同系の黒・グレーを選んでいる
□アイカラーの色が20代のときと同じ
□アイカラーのパレットではブラウンが先になくなり、ハイライト色が余る
□ビューラーでまつ毛をしっかりカールしている
□口紅はつや感の高いもの、またはグロスを使っている
これらはいずれも、厚塗り&老け顔につながる「かつてのメイク術」。少ない分量の化粧品で、透明感を出しながらキレイに見せる「いまっぽいメイク術」にアップデートする必要があります。