紫外線はシミを作るだけでなく、皮膚がんの原因になるともいわれています。特に子どもの皮膚は大人よりも弱いため、紫外線対策は大切なこと。コロナ感染拡大による自粛生活が続き、外で遊ぶことは難しい現状ですが、普段の生活や庭先での遊びでも油断は禁物です。子どもの日焼け対策を現役看護師が紹介します。

 

ちょっとの間でも油断しない「子どもの紫外線対策」

 

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子どもの皮膚は、大人に比べて薄くて脆弱です。そのため大人より、紫外線の影響を受けやすいといえます。4~9月は紫外線量も多く、ちょっとの外出や普段の生活の中でも、思いのほか紫外線を浴びているものです。 肌に紫外線を浴びると、皮膚が軽度の〝やけど状態〟に日焼けをします。ひどい場合だと、赤くなり痛みが発生したり水ぶくれができることも。 また肌に紫外線を浴びると細胞が傷つき、免疫力が低下する可能性もあります。体力が落ちるだけでなく、日焼けを繰り返すことで将来的に、皮膚がんの原因につながることも考えられるのです。