「うちはうち、よそはよそ」と言いますが、それぞれの家庭にはそれぞれの考え方があり、子どもとの約束やルールなどは、他人が「口を出してはいけない」領域でもありますよね。今回お話を聞いたのは、そんなデリケートな部分に触れられて、ママ友に疑問を持ったママたち。あなたもついつい、やっていませんか?
登園させない私を説得するママ友(あさみさん/37歳/イラストレーター)
少し前の状況の話ですが、新型コロナウィルスの影響で、幼稚園の登園は保護者の判断にゆだねられました。私の仕事はもともと在宅ワーク。家に子どもがいるのは大変ですが、安全を期して下の子の幼稚園は休ませることにしました。 しかし3日後、預かり保育が一緒のAくんのママから「どうしたの、風邪? 大丈夫?」と電話がきました。お休みしている理由を伝えると、なんとAママは「大げさだよー! 仕事にも影響でるじゃん、登園させようよ」と。 他のママからもお休みを心配して電話をもらっていましたが、理由を話すと「わかるわー」「うちもお休みしようかと思ってたの」という声が多かったので、Aママの意外な反応にびっくり。 「仕事をする時間は調節できるから心配ない」と伝えても、Aママは引きません。しまいには何度も電話が鳴る始末なので、通知をオフにしたんです。寝る前にスマホを開いてみると、1時間おきにメッセージと着信が…これはさすがに怖い。 内容は「Aママが考えるコロナ問題と教育についての持論」…登園する子が減るのが不安なのもわかりますが、こういった事態だからこそ、他の家の考えや決定に口を出してはいけないと思うんです。