自分の持ち物を、誰かに勝手に見られたり触られたりするのは、とても不快なことです。そんなプライバシーの侵害を、姑から受けた妻たち…怒り心頭の反撃に出ました。姑の行き過ぎた行為を制した、妻たちの話です。
嫁のブランド品に口出しする(かなえさん/36歳/IT勤務)
マザーズバッグを卒業したので、バックの買い替えと自分へのご褒美もかねて、久しぶりにブランド品のポシェットを買いました。そして義実家への帰省したとき、そのバッグを持っていくと、義母からこんな嫌味を言われたんです。 「それ、新品でしょ? そんなの買うなんて、お金に余裕があるのねー。うらやましいわ」。いつもの倍以上も大きな声で、ちょっと怪訝そうに話す義母の様子は、よくドラマで見る〝意地悪な姑〟そのもので、不覚にも私は大笑いしてしまったんです。 すると夫も「まるで昼ドラの意地悪ばあさんだな」と爆笑。これには義母も顔を真っ赤にして、部屋から出て行ってしまいました。これが効いたのかはわかりませんが、その後は持ち物に限らず、干渉するような行動はなくなりました。 その後、義母の趣味の旅行の話が出たときに「私にとってのお金の使い道は、お気に入りのバッグ」だと説明しました。これには義母も納得したのか、いまではお金の使い道に口を出すことはありません。