「サニーマット」と呼ばれる赤ちゃん用のプレイマットが、SNSを中心に、ママたちの間で話題になっています。

 

太陽やお花のような形のマットで、赤ちゃんの遊び場として使用したり、マットの上で月齢フォトを撮ったりと何かと便利なアイテム。丸い形がかわいいので、部屋に置いてあるだけでもなんだか幸せな気持ちになりそうですね。

 

ベビー用品店やネットなどで販売もされていますが、好きな布で手作りするママも増えています。

(Instagram @coto.is.ayac)

 

(Instagram @nonmon17)

 

子ども部屋の雰囲気と合わせたマットにしたり、サニーマットと同じ布でスタイなどおそろいグッズを作ったりと、さまざまなアイデアで手作りを楽しんでいる人も。

 

今回は、このサニーマットの作り方をご紹介します。工程は多いのですが、複雑ではないので根気よく作っていけば必ず完成します。おうち時間を活用して、ぜひ挑戦してみてくださいね!

カラフルサニーマットの作り方

キルティング生地を使った中央の円形マットが直径100cm。周囲にあしらった花びらを含めると、約134cmのマットが出来上がります。

 

今回、周りの花びらの生地は5種類用意しカラフルに作りましたが、モノトーンなど同じ色味でまとめてもかわいく仕上がります。好みで選んでくださいね。

 

中心のマット部分はキルト芯を2枚入れるので、ふかふかに出来上がります。

【サニーマットの材料】

  • 厚紙の工作用紙
  • 模造紙
  • キルティング生地  110×220cm
  • 花びら用の生地(5種) 各110cm×50cm 
  • キルト芯(厚手) 100×200cm
  • 手芸用わた300g

 

型紙作りに、100均で手に入りやすい用紙2種を用いました。厚紙の工作用紙は円の部分の型紙を作るコンパス代わりに使用します。模造紙は家にある新聞紙などの大きな紙でもかまいませんが、方眼つきのものだと長さがわかりやすいので作業がラクになります。

 

キルティング生地は中心の丸い部分に使います。

 

キルト芯は綿のような素材の生地で、円のマットの中身として使います。今回はふかふかのマットにするために厚手のものを2枚重ねて使いましたが、好みで1枚にしても。

【サニーマットの道具】

  • 画びょう
  • ペンや鉛筆
  • コンパス
  • 定規
  • チャコペン
  • 裁ちばさみ
  • マチ針
  • 縫い針と縫い糸
  • しつけ糸
  • ミシン

 

手縫いでも作れますが、作業の数が多く少し厚みのあるキルティング生地を扱うのでミシンでの作業がおすすめです。

【型紙作り】

STEP1

工作用紙を縦2cm×横52cmの長さに切ります。

 

写真の青い丸の位置2カ所(横の両端から1cm、高さ1cm)のところに画びょうで穴をあけます。

 

STEP2

STEP1で開けた穴の片方に画びょうを刺し模造紙に固定します。逆側の穴にペン先を刺し、そのままコンパスのように1/4の円を描きます。

 

STEP3

定規で縦と横の線も描き入れ、線で切り取ります。これがマット部分の型紙です。

 

STEP4

花びらの型紙を作ります。模造紙に半径7.5cmの半円を描きます。そして、半円の下部分から横15cm、高さ9.5cmの長方形を描きます。切り取ります。

 

【マット作り】

STEP1

扇型の型紙をキルティング生地にマチ針でとめ、チャコペンで出来上がり線を描きます。さらに出来上がり線から約2cm縫いしろをつけた縫いしろ線を描きます。それを3回繰り返し直径104cmの円を描き、縫いしろ線で切り取ります。これを2枚作ります。

 

STEP2

同じ扇型の型紙をキルト芯にマチ針でとめ、出来上がり線のみ描きます。それをあと3回繰り返し直径100cmの円を描き、カットします。これを2枚作ります。

 

【花びら作り】

STEP1

花びら用の生地を中表にし、花びらの型紙をマチ針で留め、チャコペンで出来上がり線と、縫いしろを約2cmつけた縫いしろ線を描きます。縫いしろ線で切り取ります。

 

STEP2

切り取った生地を中表のままマチ針で留め、出来上がり線をミシンで縫います。写真のように、縫い始めは布の端から始め、縫い終わりも布の端までミシンをかけてください。最初と最後は返し縫いをします。

 

STEP3

STEP2で縫った花びらの側面部分の縫いしろを約0.5cmになるくらいにカットします。こうすると、花びらの曲線が出やすくなります。切った後、裏返します。これを花びら用の各生地で合計25個作ります。

 

STEP4

25個の花びらに均等にワタを詰めます。生地の裏に描いた下部分の出来上がり線からはみ出さないよう少し上寄りに詰めるようにしましょう。