「シングルタスカー」になるための道のり
「シングルタスク」とは「マルチタスク」の逆の意味…つまりひとつのことに集中すること。これをする人のことを「シングルタスカー」と言います。 「シングルタスカー」になって、ひとつのことに集中しているときは、脳が「瞑想」している状態と同じだと言われています。つまり、シングルタスカーになることで集中力が期待できるのです。
「マルチタスカー」を脱却して「シングルタスカー」になるためには、ひとつのことを終わらせてから次のことに取りかかる、という癖をつけることが何より大切です。 これを実践するために、まずは「物事に優先順位」をつけましょう。まずやらなければならないことと、そうでないことを振り分け、さらにそのなかの重要な事から、優先順位をつけてひとつひとつ終わらせていきます。 忙しいとどうしても、マルチタスクの癖が出てしまいがちですが、また考え方を戻してひとつずつ終わらせるよう繰り返すと、いつの間にか集中して作業ができるようになってくることでしょう。
「忙しいから、一気に早く終わらせたい」とマルチタスクをしていても、集中力がないままの作業では、結局時間だけが延びてしまうだけ。集中して的確に早く終わらせるほうが、効率が良いことも多いものです。 また、これはやれば分かると思いますが、「シングルタスク」に集中したときのスピードとクオリティには、すばらしい成果があると思います。 あなたも今日から、マルチタスクをやめてみませんか?
文:nana