水虫薬を塗るときの注意点
水虫の治療において一番大切なことは「再発を防ぐこと」です。そのために、以下の塗り方を徹底しましょう。
症状がない部分にも塗る
水虫は、見た目に症状がない部分にも菌が存在します。症状がある部分だけに塗りがちですが、症状がない部分まで広めに塗ることが大切です。
症状がなくなってからも最低1か月続ける
塗り薬を毎日使用していれば、2週間程度で症状は改善してくると言われ
ています(※1)。菌が完全には消えておらず残っていると、再発の原因になってしまうため、症状がなくても最低1か月は使用を続けましょう。 日本皮膚科学会皮膚真菌症ガイドライン2019では、水虫のタイプにもよりますが、2~6か月使用するのが目安とされています(※2)。皮膚科であれば使用する期間などの説明もあるかと思いますが、市販薬は自分で判断しないといけないため、市販薬で治療する場合はこの点に特に注意しましょう。