時代の変化にともない、どんどん便利になっていく家電。テレビCMなどで見かける大手メーカーの商品も人気ですが、最近では使う人のニーズに合わせて“一芸”に秀でた家電が注目を集めているようです。さっそく驚きのアイデアと機能を見ていきましょう。
水洗いして汚れを吸い取る掃除家電
3月8日に放送された「がっちりマンデー!!」(TBS系)では、一風変わった家電を開発する家電メーカーを特集。思いがけない着眼点から生まれた、画期的な家電の数々が取り上げられました。
まず最初に登場したのは、「シリウス」という会社で生まれた水洗いクリーナーヘッド「スイトル」。タンクの中に水を入れ、ふだん使っている掃除機に取りつけるだけで水洗いのような洗浄ができる商品です。
スイッチを入れるとノズルの先端から水が吹き出し、汚れが浮き上がるように。そのまま掃除機の吸引力で、汚れも水も吸い上げてしまうという仕組みです。
試しにコーヒーがこぼれたカーペットを掃除してみると、何度か往復しただけで元通りの白さに。ちょっとした固形物なら汚れと一緒に吸い取れます。掃除機の力だけで動くので、スイトル自体を電源につなぐ必要はありません。
ホースがついているタイプの掃除機なら、メーカーを問わずほとんどのものに取りつけられるそうです。
また最近流行しているスティック型掃除機でも使いたいという需要に応え、「シリウス」でも細長いボディのスティック型コードレスクリーナーを開発。スティック部分を外して「スイトル」をセットすれば、ほかの掃除機と同じように使えます。