サプリメントは「食品」に近い

サプリメントは健康の維持や増進のための、種々のビタミン、ミネラル、美容成分などを含む「健康食品」の一種。 錠剤・カプセルの形状から、薬と似たようなものと思われがちですが、実は「食品」に近いものなのです。 しかし、サプリメントの定義は法律で決められているわけではなく、非常にあいまいです。 国内で消費されるサプリメントの5%は、病気の治療を目的として医療機関などで使用されているとの報告もあります(※1)。 サプリメントは健康の維持・増進のために摂取するものですが、その役割と目的によって次の3つの種類に分類されます。
●ベースサプリメント
身体に必要なビタミン、ミネラル、アミノ酸、食物繊維などを補う、私たちの身体の元(ベース)となる栄養素を含んだサプリメント。単独の栄養素のみが含まれているもの、多くのビタミンを含むもの、など種類は豊富です。
●ヘルスサプリメント
健康や美容を維持するために利用するサプリメントです。イソフラボン、ロイヤルゼリー、プロポリスなど、健康や美容によいとされる成分を含み、価格はやや高め。
●オプショナルサプリメント
特定の症状の改善を目的とするサプリメント。古くから民間療法の場で重宝されてきたウコン、マカ、グルコサミンなどの成分を含みます。病院に行くほどではないけど、ちょっと気になる症状があるときに便利です。