注射嫌いの子に逆効果な「NGトーク」

 

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注射を嫌がる子どもにやってしまいがちですが、次のようなトークはNGです。逆に、子どもの不安感をあおってしまう可能性があるので注意してください。

「痛くないから大丈夫」

注射委に関しては、嘘はいけません。「痛くないから大丈夫」と言われて実際は痛かったら、「だまされた!」と親の言葉を信じなくなり、病院嫌いになるきっかけになってしまいます。「痛いけどがんばろうね」と励ますようにしてください。

 

「注射しないから」

病院に行くのを嫌がるとき「注射しないから大丈夫!」と言って、連れて行くのはやめましょう。その場はよくても、次の機会に、さらに嫌がるようになる可能性があります。

 

「泣いちゃダメ!」

言ってしまいがちなのが「泣いちゃダメ!」「泣いたら弱虫」という言葉です。がんばって注射を受けたとしても、泣いてしまったら「あぁ泣いてしまった、自分は弱虫だ…」と自信をなくしてしまいます。大切なのは注射を受けること。泣いたってよいのです。

 

(悪いことをしたときに)注射されちゃうよ!」

普段子どもを叱るときに言ってしまいがちな「そんなことしたら〇〇されちゃうよ!」のパターンで、「そんなことしたら、注射されちゃうよ!」はNGです。 本当に注射が必要なときにも「あぁ、私が悪い子だから注射されちゃうんだ」と感じてしまい、より病院や注射を嫌がるきっかけになってしまいます。