「心因性発熱」の特徴的な症状とは?
心因性発熱は単に体温が上昇するだけではなく、体力の消耗によって強い倦怠感が現れるのが特徴です。また、発熱の程度は続く期間には個人差があります。
●急性心因性発熱…発表会前など一時的に強いトレスを感じたときに、38度以上の熱が出て自然に解熱する
●慢性心因性発熱…仕事や家事などの慢性的なストレスによって、37.5度前後の微熱がひと月以上続く
一般的な風邪などによる発熱は、体内で炎症を引き起こす物質によって引き起こされるもの。通常はのどの痛みや吐き気・下痢など何らかの症状を伴います。 一方「心因性発熱」は、だるさ以外の症状を伴わないことがほとんど。「原因不明の微熱の約半数は心因性発熱である」との報告もあり、身体の不調を伴わない発熱は、熱の高さに関わらず可能性がありますので注意が必要です
(※2)。