配合成分が多いことのメリット・デメリット

 

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医師の診断による処方薬では、症状ごとに薬が処方されて別々になっていたり、飲むタイミングも異なっていたりと、子どもに飲ませる手間がかかります。 この点では市販のかぜ薬は、熱や咳、鼻水、痰など、かぜの症状い広く対応できるという点が、メリットのひとつとして挙げられるでしょう。

 

一方、複数の成分が入っていることで、現状の症状には不要な成分が含まれている可能性があることがデメリットです。 つまり、発熱はないのに解熱剤も含んでいる薬を飲むことになる、といった状況が考えられます。 また、アレルギーも問題のひとつ。成分がたくさん入っている薬では、アレルギーや副作用の可能性も高まります。 そして万が一、アレルギーや副作用が出た場合、どの薬が原因なのかもわかりづらくなることがあります。