“尿”を利用したバイオマス発電も!?

海外では西イングランド大学などの研究チームが、“尿”を利用した発電トイレを開発。尿に含まれる化学物質を微生物が分解し、その時のエネルギーをコンデンサーに蓄える仕組みのようです。難民キャンプのような電力源から隔絶された地域に、電気と照明を安定して提供するのが研究の狙い。また同研究チームの発電トイレは、貧困地域への電力供給にも期待されています。

 

この研究は日本でも話題になり、ネット上では「トイレが発電機になるなら場所を選ばないし、人がたくさんいるところなら何処でも発電できそう!」「被災地の仮設トイレとしても運用できるかも」といった声が。

 

意外なモノから電力を生み出すバイオマス発電。将来的にはどのような発電方法が開発されるのか、今後の研究にも注目したいですね。

 

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文/古山翔