香川県は“うどん”で発電!
「JRA」のバイオマス発電は、“馬ふん発電”としてたちまち話題に。SNSなどでは「馬のふんがこんな形で活用されるなんて!」「どれくらいの電力を発電できるんだろう」と興味深々な声が上がっていました。その他「全国の厩舎でやったら、かなりの電力を生み出せるのでは?」との意見も。馬ふんを利用したバイオマス発電の拡大が期待されているようです。
また「馬ふんで発電ができるんなら、他にも色々なもので発電ができそう」との指摘が。競馬ファンからは冗談半分に、「“馬券”とかもエネルギーとして再利用できないかな? ハズレ馬券とか色々なエネルギーが溜まってそうだし」との声も寄せられています。
実際に世の中には、どのようなバイオマス発電があるのでしょうか。例えば“うどん県”で知られる香川県では、産学民官が連携して「うどんまるごと循環プロジェクト」を発足。うどんを利用した「うどん発電」に力を入れてきました。香川県名物の讃岐うどんはコシが命のため、時間がたった麺は破棄されてしまうとのこと。しかし「うどん発電」では破棄される予定だったうどんをバイオガスプラントに入れ、メタンガスを中心としたバイオガスを生成するそうです。
このバイオガスを燃焼させ、タービンを回すことでうどんが電力へ。さらにバイオガス生成後の廃棄物は、液体肥料として再利用されます。