冬といえば気になる“乾燥”ですが、日々行っているハンドケアが正しいとは限りません。昨年12月に放送された『あさイチ』(NHK)では、専門家が“正しいハンドケア”の方法を紹介していました。

ハンドケアの方法は“手をよく拭く”だけ!?

番組では街ゆく人たちに対して、「手を洗った後にきちんと拭いているか」という調査を実施。実際に手を洗ってもらい、タオルで手を拭いてもらいます。合計で25名に手を拭いてもらったところ、平均時間は7秒という結果になりました。専門家によれば、手荒れを防ぎたいなら7秒は短すぎるそうです。

 

皮膚科医の服部英子さんは、手をよく拭いた方が良い理由として「(水分が残っていると)ハンドクリームがしっかりなじんでいかない」とコメント。そこで、服部さんにも手を洗ってから拭いてもらうことに。驚くことに彼女が手を拭くのにかけた時間は28秒。平均の4倍もの時間をかけていました。

 

服部さんは手の全体を拭いた後、指の間から指先まで細かく拭いていくことがポイントだとアドバイスしています。ちなみに手が荒れやすい人は、手を拭く際に摩擦の原因となるペーパータオルはNG。ハンカチやタオルなどを使って水を拭き取りましょう。