部下のサポート業務のため残業が発生…

働き方改革関連法が施行されて以来、管理職の働き方はどのように変化しているのでしょうか? 人材派遣などを行う株式会社リクルートスタッフィングは、昨年9月に「働き方改革における管理職への影響と変化」という調査の結果を公開しました。

 

「4月の働き方改革関連法施行後の、残業時間の変化について教えてください」との質問で、「変わらない」と回答した中間管理職は6割以上。「やや増えた」「とても増えた」という回答は、合計で1割以上の人から寄せられました。一方で所属部署・課全体の残業時間は、3割以上の人が「減った」と回答。

 

さらに“残業時間における業務内容”についてアンケートを行うと、もっとも多く寄せられたのは71.7%で「所属部署・課における管理業務」でした。次いで2位には58.5%を占めた「部下のサポート業務」、3位には49.1%で「他部署・課との調整業務」がランクイン。また「部下の残業時間削減のために自身の仕事量に影響が出たか」と聞いたところ、「仕事量の増加を感じる」との回答が3割を超えています。