イヤイヤ期は自立の第一歩!
何でも嫌がる“イヤイヤ期”ですが、なぜ起きるのかはイマイチ分からないですよね。以前放送された『すくすく子育て』(NHK)には、青山学院大学教育人間科学部の坂上裕子准教授が登場。“イヤイヤ期がおこる理由”を解説してくれました。
坂上准教授は“イヤイヤ期は自我が芽生え、自立へ向かう第一歩”にあたる時期と説明。他にも“イヤイヤ期”については、「1歳後半くらいからイヤイヤが出てきます。この時期は『イヤ』と言えることがうれしく、挨拶代わりにイヤイヤするようになります」と教えてくれました。2歳頃になると徐々に芯のある主張が出てきて、自分で選んだり決めたりすることにこだわりを持つように。3歳頃には物事の折り合いがつき、状況に応じて我慢することを覚えていきます。
番組には他にも武庫川女子大学の倉石哲也教授が出演。倉石教授は「イヤイヤしている子どもの気持ちを認めてあげて、その後に気持ちを切り替えてあげるのもひとつの方法」とコメントしました。例えば「遊んでいるから出かけるのはイヤ」となったときは、まず子どもの体験している世界に親も入るのがポイント。次に「もう少し遊びたいけど、次をやらないとだね」と声をかけて気持ちを切り替えてあげましょう。
イヤイヤ期との上手な付き合い方を見つけることで、子育てのストレスがグッと解消されるかもしれませんね。
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文/牧野聡子