子どもの「耳掃除」のポイント
●耳かきではなく「綿棒」
日本人の耳垢は「カサカサタイプ」が多いとされています。このため耳掃除に耳かきを使用する人が多いですが、子どもの外耳道は大人よりはるかにデリケート。ダメージを残すことのないよう、柔らかい綿棒を使用するようにしましょう。
●頻度は「月に1回」
なかには毎日のように耳掃除をする人もいますが、やりすぎは禁物! 頻度は1か月に1回程度で十分です。
●奥は「無理して取らない」
耳掃除をするときは、耳たぶを後ろに引っ張ってやや持ち上げるようにするのがコツ。外耳道がまっすぐになり、奥までよく見えるようなります。届きにくい奥にある耳垢を無理して取ろうとすると、外耳道を傷つけることがあるのでNGです。
●タイミングは「お風呂上り」
粘液に埃や垢などが付着して固まった耳垢は、入浴後はふやけた状態に。すると外耳道を傷つけずに取りやすくなりますので、耳掃除は入浴後がおすすめです。
文:成田亜希子