“いじめの記録”をつけるべき!?
職場でのいじめや嫌がらせを受ける人は絶えませんが、なぜいじめが起きてしまうのか気になるところ。須田さんによると、「いじめが起きやすい職場は共通点がある」とのことでした。「人間関係が固定している」「上司が部下を管理できていない」というケースがあげられる中、「評価基準があいまい」といった共通点も。評価基準が“成果報酬型”ではない場合、「あの人は私より仕事ができないのに、給料が一緒なのはおかしい」と不満を抱える原因になるようです。
精神的にも肉体的にも負担が大きい“いじめ”ですが、同番組では被害に遭った場合の相談先を紹介。各地の労働局にある「総合労働相談コーナー」や、職場環境の改善をはかる「社会保険労務士」への相談をすすめていました。また個人的に訴訟をしたい時は、「弁護士」への相談も視野に入れてみてください。何を目的にするかによって相談窓口は変わりますが、須田さんは「証拠は絶対必要」と説明。起きたことを普段からメモするなど、「記録を残す作業」が重要です。