月イチのデート(奈々さん/36歳/保育士)
娘が生まれてからも月に1度は、ふたりっきりでデートをするんです。奇数月は旦那が私をデートに誘って、偶数月は私が旦那を誘うというルール。 「今月はどこに誘ってくれるのかな?」「どこに行くと喜ぶかな?」なんて考えるだけで、つき合っていた頃のような気持ちになれます。 デートの日は娘を両親に預けるので、預かってもらったお礼に、両親へのお土産も忘れません。 夫婦なので手をつないで歩くのは少し恥ずかしいですが、あえて恋人スポットに行くのも悪くないですよ(笑)。
言えない気持ちはメッセージボードで(理恵さん/35歳/ウェブデザイナー)
「そんなの聞いてない!」という感じのケンカが増えたときに、旦那と相談してリビングにホワイトボードを設置しました。 それからは感謝やリクエスト、愚痴なども色々書き込みます。他にも、朝起きたら「休みたい」「今日はちょっと頭痛…」など体調や気分なんかも。 それを見て、「がんばって! おいしいもの作るから」「お迎えは俺が行くよ」など、相手を励ますようなメッセージを書き合う感じです。 ちょっとしたことですけど、今では夫婦仲も良くなりましたよ!
子どもみたいに一緒に遊ぶ(由美恵さん/34歳/歯科助手)
単純なことなんですけど、旦那と一緒に遊ぶ時間を作っています。 トランプとかオセロとか、スマホやテレビゲームなど。できるだけ楽しい時間を過ごせるようにしています。 「一緒に遊ぶ時間までに家事を終わらせるぞ!」というメリハリにもなりますし、共同作業で終わらせるとまたうれしい(笑)。 夫に不満があっても、単純に笑って遊ぶ時間が「一緒だと楽しい」「好き!」というシンプルな気持ちを思い出させてくれます。
愛し合ってはいても、日々の忙しさや不満に紛れて、夫婦の愛情を見失ってしまうのはよくあること。ママたちの話を聞くと、長い結婚生活では「愛を思い出す」作業がとても大切だと気づかされます。
文:芳野美穂