相手の「気持ち」は推測しなくていい
観察をするときには、相手の目に見える「行動」から、次の動きを「推理」します。 このとき行動をとった「相手の気持ち」を考えるのではなく、「その前後でなにをしていたか」を思い出すようにしてみてください。 なぜなら無意識に動いているので、本人もわかっていないことが多く、その「気持ち」を推測するなんて不可能です
また、相手の気持ちを自分のなかで勝手に想像することは、実はすでに相手のことをちゃんと見ていません。 脳内の想像ではどうしてもあなたの主観が入ってしまうので、事実が歪んでしまうのです。 相手の欲求が「阿吽の呼吸」でわかるためには、目に見える行動を「観察」をして、「推理」することを繰り返すことが大切です。
文:矢島みさえ