毎年寒い季節になると流行り出す「インフルエンザ」。なるべくかからないように、普段から気をつけていきたいですよね。11月23日の『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)では、「インフルエンザ最新予防法」を放送していました。

「うがい」は予防にならない!?

同番組には国立感染症研究所の長谷川秀樹先生が登場。インフルエンザから身を守るための“重要な習慣”を紹介してくれます。

 

まずは一般的な予防法として知られる「手洗い」に関して、長谷川先生からワンポイントアドバイスが。通常のハンドソープを使用した手洗いももちろん大切ですが、長谷川先生は“エタノール”の使用をすすめていました。水で70%に薄めたエタノール消毒液を活用すれば、“普通の手洗いよりもインフルエンザにかかりにくくなる”とのこと。使用する際には、両手に吹きかけてよくもみ込んでくださいね。

 

予防法には「うがい」もよく取り上げられますが、長谷川先生は“さほど予防にならない”といいます。喉から侵入したインフルエンザウイルスは数十分で感染するため、1日に数回程度のうがいでは効果が期待できません。首相官邸のホームページ上でも、「うがいは一般的な風邪などを予防する効果があるといわれているが、インフルエンザを予防する効果については科学的に証明されていない」といった記載が。そこで長谷川先生はうがいの代わりに、「飲み物をちびちび飲むこと」を提案。喉を常に湿らせておくことで、粘膜の免疫力をアップできますよ。