冷酷非道に「他に好きな人ができた」（千春さん/40歳/人材派遣スタッフ）
これといった理由はなかったのですが、だんだん面倒になってしまって、不倫相手に別れを告げました。でも相手は「なんで？ 嫌だ！」「都合のいいときだけでもいいから」と、しつこくごねてきたんです。 こんなこと言われると、ますます気持ちが離れてしまいます。面倒くさい状況になりそうだったので、とっさに出た言葉は「他に好きな人ができたの！」でした。 すると相手はピタッと沈黙して固まっていました。あんなに騒いでごねていましたが、まさか他に好きな人ができるなんて予想していなかったみたいです。 これはチャンスだと思い、「そういうことだから。邪魔しないでね」と感情を見せずに淡々と伝えました。もう少しごねるかなと思ったけど、私の冷たい対応にもうダメだと思ったみたいです。 それからはしつこく言い寄られることもなく、後腐れなく別れることができました。相手がもう望みはないって絶望するぐらいに、冷酷非道に伝えるのがコツですね。
後くされなく別れるには「情を見せない」ことが大事なようです。でも、相手によっては、別れ文句が火に油を注ぐことになってしまうことも。相手の性格を考えて、諦める気になれるような言葉のチョイスが重要なのかもしれません。ただ…面倒な状況に陥らないためには、最初から不倫しないことが一番ですけどね！
文：白藤やよ
