ママたちにお話を聞いていると「ママ友=子どもを通した母親同士のつきあい」で、普通の「友だち」とは別だと考えている人が多くいます。そんなママ同士が、お互いのことを理解して「友だちになった!」と感じるのは、どんなときなのでしょう?

 

会話が時間を忘れるくらい楽しい(夏希さん/30/飲食店勤務)


 

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2つ年上のSさんとは、よくふたりでお茶をしたり、買い物やカラオケに行ったりと、仲の良い友だちのようにつき合っています。もちろん、最初からそんな関係だったわけではありません。 保育園のお迎えや、近所で会った時には会話くらいはするものの、ほとんど世間話でした。でも、あるとき息子が熱を出して病院に行くと、Sさんも子どもを連れてきていたんです。 診察を待っている間、ずっとおしゃべりして。出産のことや、旦那のことや実家のこと。それから、お互いの仕事や趣味についても。話せば話すほど、会話がどんどん盛り上がってきて、お互いすごく楽しい時間を過ごせたんです。 こんなに時間を忘れるくらい話せたママ友はSさんが初めてで、「この人とは友だちになれる!」と確信しました。 それからというもの、暇さえあればしょっちゅうおしゃべりしています。単なる情報交換をするだけの関係ではなく、なんでも共感できる良い関係の友だちだと思っています。