■「もしもの備え」で安全を守ってあげる(歩美さん/35歳/医療事務)

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私の実家は、台風などの自然災害に遭いやすい地域。過去には、停電や断水を経験したこともあります。でも離れて暮らしていると、すぐ駆けつけることができない。そこで

「もしもの備えを準備してあげる」親孝行をしています。 備蓄用の長期保存水、非常食のストックなどは、両親の生活圏内ではなかなか購入することができません。わが家もネットで購入しているので、実家分も追加で購入しました。費用はしめて1万円くらい。これで5〜10年の安心が手に入るならば安いものです。 もちろん水や食品以外にも必要なものはたくさんありますが、すべては用意出来なかったので「備蓄チェックリスト」を作ってあげました。私が両親の安全を心配している気持ちは十分に伝わったようで、とても感謝されました。 実家に帰ったときは、家具の固定を手伝ったり、足元灯の設置を提案したり。両親が少しでも安全な生活ができるように、お金は出せないけれど、こまめに手と口を出すようにしています。

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コミュニケーションをとる、労働力を提供する、もしものときの備えをする…お金をかけなくても、親孝行にはいろんな方法がありました。皆さんもいまからでもできることを、実行してみてはいかがでしょう? 今日はさっそく「両親に電話してみよう」と思います。

 

ライター:芦名 柚希
看護師ライターとして活動。優しいものの家事レベルが極めて低い夫と結婚後、現在は3人の子どもの母親業に奮闘中。女性の多い職場や、ママ友の世界にも身を置き、世間の厳しさを実感。ブレずに、自分らしく生きていきたいと思う今日この頃です。