ターンオーバーの乱れも原因に
ターンオーバーとは「肌の新陳代謝」のこと。古くなった皮膚の細胞は、約1か月の周期で新しい細胞と入れ替わることで、みずみずしい肌をキープしているのです。 しかし、このターンオーバーの仕組みは非常にデリケートなため、些細な原因で乱れてしまいます。 妊娠中は女性ホルモンバランスの変化が生じ、疲れやストレス、つわりによる栄養の偏りなどが起こりやすいため、ターンオーバーが乱れることも少なくありません。 ターンオーバーが乱れるとメラニン色素が沈着しやすく、シミができやすい状態となります。
産後のしみは時間が経てば改善する?
妊娠中に生じる身体のトラブルは時間が経つにつれ、自然に改善していくことがほとんどです。しかし、顔にできたシミはしばらく残ってしまうことも少なくありません。 というのも、シミの原因となるホルモンバランスやターンオーバーの乱れは、産後も半年ほど続くもの。その間はシミが消えずに残ってしまいがちなのです。 シミが目立たなくなるまでの時間は個人差がありますが、産後半年から1年くらいは、セルフケアを続けながら様子を見てよいでしょう。