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舌の使い方が未熟

私たちは普段、何気なく言葉を発しています。しかしこのとき、舌や唇は複雑な動きを繰り返すことで音を調節して、正しい発音が完成しているのです。 言葉の発達過程にある幼児は、舌や唇の使い方が未熟なためうまく発音できず、結果として赤ちゃん発音が生まれます。 とくに「さ行」や「ら行」の発音をするときに、舌が上の歯茎や歯についた状態で発音すると「ちゃ行」や「だ行」になりやすくなるといわれています。

 

言葉のインプットが少ない

赤ちゃんの聴力はお母さんのお腹の中ですでに完成しており、周囲から多くの言葉が耳に入ってくることで少しずつ発達していきます。

言葉のインプットが少ない子どもは、言葉を発達させるチャンスが少なく、発音が正しくできなくなることもあります。 最近ではスマホに夢中になって、子どもへの語りかけが少ない親も問題視されています。子どもの正しい発達のためにも、多くの語りかけをしてあげましょう。